いびき①<恵比寿・歯科>
今日は2011年2月15日毎日新聞に掲載されたいびきについての記事を紹介致します。
熊本県上天草市で09年10月漁船が岩に激突し、釣り客2人が死傷する事故が起きた。
原因は男性船長(当時53歳)の居眠り。
この男性船長は日ごろから睡眠中いびきをかき、就寝後3~4時間で目が醒めることが頻繁にあった。
船長は事故後、中等度の睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断された。
一方で船長は、目覚めの悪さや眠気はなかったと証言。
国土交通省運輸安全委員会は本人に自覚のない慢性的な睡眠の質の低下が居眠りの誘因と結論付けた。
いびきによって一時的に息がとまるSASは、03年にJR山陽新幹線の運転士が居眠り運転をしたトラブルをきっかけに、注目を集めた。
いびきは舌根が沈み、気道咽頭がふさがれて起きる。その時、10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上、あるいは、一晩(7時間)に30回以上でSASと診断される。
熟睡感が得られず、常に眠気に抜けないイメージが一般的だが、眠気の自覚がないSASのほうが多く危険と指摘されている。
国内のいびき人口は推定約2000万人。そのうちSAS患者は200万人以上とされるが、受診者は約20万人。
運転士なら事業者が精密検査を奨励し、一般の人は家族が気付くよう等早期発見の意義を促している。
いびきをかく方は気をつけてみてください。