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2011年3月22日

 津波、長引く余震、連鎖して各地で起こる新たな地震、そして原発事故と、震災の影響が依然として大きく、不安な日々が続いております。被害を受けられました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。そして皆様の安全と復旧をお祈り申し上げます。
 2週間ぶりにブログを更新いたします。本日も一般の雑誌『クロワッサン』(2010年8月10日号)に掲載された記事について、ご紹介いたします。タイトル「いつまでも丈夫でいたい、目と歯と脳の健康。頭痛・肩凝り・腰痛の原因が、噛み合わせって本当?」から始まって、"噛み合わせの不具合が、体を歪ませている可能性があります。""バランスのとれた噛み方で頭痛、肩凝り知らずの体に。"と続きます。『はなまるマーケット』でもおなじみのフリーアナウンサー、堤信子さんが、噛み合わせの状態を診てもらいながら、聴力検査や噛み合わせトレーニングを体験しています。ちなみに堤さんは、学生の頃歯列矯正を途中でやめてしまったとのこと。検査の結果、聴力低下、右腕を上げるときに腕が重く感じる、首は右側に回りにくい、口を開くとカクカクと音がすることが判明。この症状の原因は、左の奥歯で噛む癖にあるとのこと。実際噛み合わせチェックの結果でも左奥での噛み癖が発覚。そこで簡単にできる噛み合わせトレーニングを実践、脱脂綿のロールを前歯で10回噛むというものですが、その後腕は軽くなり、耳は聞こえやすくなったとのこと。
最後に"誰にでもできる噛み合わせトレーニングで不調を改善。"のコーナーで、各症状に合わせた噛み合わせトレーニングの方法、つまり脱脂綿のロールを10回噛む位置が示されています。それらをご紹介して終わりにいたします。
●頭痛(偏頭痛や後頭部痛を感じ、肩や首の凝りを伴う症状に。)→前後左右で均等に噛む。左か右に頭痛がある場合は、痛い側で10回ほど噛むといい。
●肩凝り(首を左右に回せない、腕が上がらないなどの症状にも。)→左右の小臼歯、前歯部で毎食後、それぞれ10回ずつ噛む。噛み過ぎないよう注意。
●腰痛・ぎっくり腰(突然、腰が痛くなり、座ることも立つこともつらい症状に。)→食後、奥の大臼歯で10回ほどしっかり噛む。噛めない状態のときは治療を優先させて。
●聴力低下(利き耳がある。高い音あるいは低い音が聞こえにくい。)→高い音が聞こえにくい人は奥の大臼歯で、低い音が聞こえにくい人は前歯部で噛む。
●めまい・立ちくらみ(原因不明のめまいや立ちくらみが気になる。)→普段使っていない前歯部(中切歯、側切歯、犬歯)で毎食後、10回噛み、奥噛みの癖を直す。
 なお記事には、脱脂綿のロールの代わりにティッシュペーパー1枚を巻いて作る方法も紹介されていました。

2011年3月 8日

 前回まで続いた「歯周病と全身疾患」に関する長~い記事はひとまず終了といたしまして、今日は久しぶりに新しい話題へうつりたいと思います。
 まず、昨年雑誌『美的』(2010年8月)に掲載された記事「どうする!? 恐怖の二重法令線」についてです。タイトルの上には「乾燥、たるみ、表情筋、歯並び、骨格...さまざまな原因であなたにも忍び寄る―」とあり、往年のスター、ブリジッド・バルドーとオードリー・ヘプバーンの若き日と晩年の顔写真を比較、顔のシワを示すという、少し失礼で衝撃的な記事です。記事によると、≪鼻のわきから下に伸びる「法令線」。さらに老化が進むと、〝口角からあごに向かって伸びるもうひとつの下降線〟=「マリオネットライン」が現れます。このふたつを合わせて「二重法令線」と呼びます。≫とあります。そしてその原因は、肌と筋肉の衰えであり、頬の重みが支えきれなくなって、"線"として現われる、と記されています。対策として肌に潤いを与えるケアに加え、マッサージや口周りと頬の筋肉を鍛える表情筋エクササイズが紹介されています。
 日本歯科医師会発行の広報誌『朝昼晩』(NO.27 2011年2月15日発行)にも法令線についての記載がみられます。「歯で美人力をあげる!」というタイトルの記事中、昭和大学歯学部歯周病学教室の小出容子先生(歯学博士、助教)が次のように説明されています。「特に女性に切実なのは、口元の筋肉が弱まることですぐ顔全体の表情筋もたるむこと。頬や目のまわりの筋肉も下へ引っ張られ、ほうれい線や二重あごの原因にもなるんですよ。逆に言うと、噛む力をつければ口輪筋、表情筋が引き締まり、たるみやシワを防ぐことにつながります。」"噛む力"といえばやはり噛み合わせが重要。肌ケア、マッサージ、表情筋エクササイズ、そして噛み合わせも整えて、あなたの美人力を急上昇!させてみませんか。

2011年3月 5日

今日もまた記事の続きです。長くてすみません。

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 さらに最近では、動脈硬化だけでなく、歯周病が認知症を招くともいわれています。
 例えば、米国のコロンビア大学医学部の調査では、歯周病菌に対する血中抗体の高い人、つまり歯周病が重い人ほど、語想起能力(人名や物の名称などを思い出す能力)や引き算能力など認知機能が低下していると報告しています。
 このように歯周病は、全身病の重大な原因の一つであることがわかってきました。歯周病の人はなるべく早く治療するとともに、普段から歯磨きをしっかり行って口の中を清潔に保つよう心がけたいものです。

歯周病と動脈硬化の関係 歯周病菌やサイトカインが患部周辺の血管から血液に侵入し、全身の血管へ運ばれる。そして血管壁を攻撃して炎症を引き起こし、動脈硬化を招く。動脈硬化によって血栓(血液の塊)が生じ、これが心臓や脳の血管でつまって心筋梗塞や脳梗塞を起こすといわれている。

歯周病が早産の原因になる 歯周病が原因で放出されるサイトカインには子宮収縮作用があり、妊婦が歯周病の場合は早産や低体重児出産の危険性が7倍も高まる。

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歯周病が全身へ及ぼす害に関するこの記事、まだまだ続きます

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タカラデンタルクリニック 院長 高良巌

タカラデンタルクリニック
院長 高良 巌

当クリニックでは特に噛み合わせに重点を置いた治療を行っています。1本の虫歯を治療すればよい、歯周病だけを治療すればよい、見た目が美しくなればよ い、という視野の狭い治療ではなく、お口全体のコンディションを整え、正しく噛めて、しかも見た目も美しい状態へと導くのが私どもの役目だと思っておりま す。