あなたの顎は大丈夫?噛み合わせとカラダの関係
噛み合わせ、というとすぐに思い浮かぶのが正しく食事ができるか、できないか、ですが、それ以外にもさまざまな影響を及ぼすことをご存知ですか?
このページでは、「噛み合わせと全身との関係」と「その治療方法」についてご説明します。
■ 噛み合わせの悪さは、全身への負担につながります
■ 知っていますか?正しい噛み合わせ
■ お口全体を総合的に治す<噛み合わせを考えた総合的な治療>
■ 治療の流れ
■ 実際の症例
噛み合わせの悪さは、全身への負担につながります

「いつも肩の凝りがひどい」「全身がなんとなくだるい」といった症状を抱えている方はいませんか?もしかするとそれら症状は、噛み合わせが原因かも知れません。
噛み合わせが悪いと、顎にかかっていた負担が、顎を動かす筋肉や関節にまで広がります。その結果、顎関節から上は(そくとう部)頭部(偏頭痛)首から肩、そして背中、さらに腰までと体全体に負担がかかるようになります。
長い間、顎や体全体に負担がかかることで体全体が歪み、体の軸がズレた状態になったり、骨盤にズレが生じる場合があります。また、立っているとき、いつも片方の足に重心がかかっている、片足で立つとフラフラする、という人は噛み合わせがズレている可能性があります。
<噛み合わせと関係している主な症状例>
偏頭痛、頭痛、目の疲れ、顎関節症、耳鳴り、いびき、首の痛み、首筋のこり、肩こり、腰痛、背中の痛み、ヘルニア、自律神経失調症、不定愁訴など。また、しっかり噛むことができないため、胃腸障害を起こす場合があります。
知っていますか?正しい噛み合わせ
<自然な噛み合わせとは?>
・正しい歯並びと、正しい上下歯の接触関係になっている
・前歯で噛みきるとき、奥歯が強く当たらない
・奥歯で噛むとき、前歯が強く当たらない
・正しい位置に顎がある
顎関節や咀嚼筋(そしゃくきん)に負担を与えない正しい噛み合わせになることで次のような効果があります。
<正しい噛み合わせの効果>
・脳内の血行が良くなり、頭がよく働く
・記憶力が増し、知能が発達する
・アルツハイマーの予防になる
・体の免疫力、抵抗力が強くなる
・ホルモンのバランスが良くなり、美容や健康が増進する
以上のことが、動物実験や、臨床データで証明されています
<こんな症状に心あたりはありませんか?>
・大きく口を開けると、耳の前で「カクッ」「ジャリジャリ」」と音が鳴ったり痛みが走る
・正面から鏡でみて、左右どちらかが歪んでいる
・口を開けるとき、鏡で見ると下の歯・下顎が左右どちらかに歪んで開いていく
・まっすぐに口が開かない
・噛み合わせが悪く、しっかり噛めない
・顎や周りの筋肉が痛い
・肩こりや偏頭痛がよく起きる
・歯ぎしりをよくする
<結果として以下のような症状がおきます。>
・左右どちらかの歯がすり減ってきた
歯並びが悪かったり、つめもの・かぶせものの高さが合っていないことで歯ぎしりが起こることがありますが、仕事や人間関係などストレスによっても起こることがあります。実験や研究によっても、歯ぎしりがストレスを和らげる効果があることが分かっていますが、過度の歯ぎしりは歯を傷める原因になります。
ひとつでも思いあたる方は、一度ご相談ください。正しい噛み合わせづくりに積極的に取り組む私たちが力になります。
お口全体を総合的に治す<噛み合わせを考えた総合的な治療>
当クリニックでは歯科治療において最も重要と考える噛み合わせを精密に検査、診断。正しく噛むことができているかを科学的にチェックし、インプラント治療、審美歯科治療、矯正治療を含めた総合的な治療を行います。
●模型診査
歯の型を取り、三次元的にどのように歯が並んでいるかを診断します。模型にすることで患者さまご自身も、自分の歯並びを目で確認することができます。
●レントゲン撮影(キャディアス)
レントゲン撮影を行い、虫歯や歯周病はもちろん、頭部や噛み合わせの
バランスなども検査します。
●アキシオグラフ検査
頭に装置を取り付け、顎の動きを細かく分析します。顎関節の運動の軌跡が画像でパソコン画面上に出力され、線の動きで異常を発見することができます。
その後、患者さまの状況に合わせてインプラント治療・審美歯科治療・矯正治療を行っていきます。さまざまな治療を組み合わせながら、正しい噛み合せ作りを行っていきます。
※インプラント治療の際、まず仮歯を作成、微調整を行ったうえで、埋入します。その結果、できるだけ違和感をできるだけ少なくなります。
治療の流れ

総合的な治療(全顎治療)の症例
<ステップ1>
この患者さまのご要望は、下の奥歯にインプラントを埋入したいとのことでした。しかし、土台となる顎の骨が少ないので、他院では断られてしまったそうです。
<ステップ2>
残せない歯をぬいて治療義歯を入れました。
この段階では下の2本は自分の歯ですが、他はすべて保存不可能だったため、抜歯。増骨手術を行い、治療用の入れ歯で噛み合わせを調整していきました。
<ステップ3>
正しい歯の位置を治療用義歯で確認し、インプラントを最適な位置に埋入しました。その後インプラントの上に仮歯を作製していきます。
<ステップ4>
インプラントの仮歯でもう一度噛み合わせを調整・構築。このとき、患者さまに歯並びや噛み合わせ・噛み心地、顔や口の形についてもお伺いしました。この方は口のしわを気にしていたので、あえて少し歯に厚みをつけて、シワがでないように調整しました。同時に治療前にあった首・肩こりなどの諸症状の改善も確認しています。
<ステップ5>
インプラントの仮歯で噛み合わせが正しいことを確認したのち、最終的なセラミックの歯を作っていきます。奥歯、前歯の順で仕上げていきます。
<ステップ6>
人間本来の自然な噛み合わせが、総合的な治療によって完成しました。このように、当院ではいくつもの工程を経て自然できれいな歯と正しい噛み合わせを構築していきます。
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